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令和4年度 校長挨拶

 



東京都立豊島高等学校長 大山 敏
 

  本校は、東京府立第十高等女学校として開校してから87年目を迎えます。開校以来一貫して、校訓「至誠」の下、何事にも誠心誠意、全力で打ち込む生徒の育成に取り組んできました。
昨年度からは、5年連続して東京都教育委員会の指定を受けてきた「理数研究校」から全都で3校の「理数教育重点校」に昇格し、デジタルトランスフォーメーションに対応して生徒の探究活動における統計資料の活用・作成や、理科・数学的な見方や考え方を働かせて仮説を検証する科学的思考を深める資質・能力の育成を目指し、総合的な探究の時間における探究活動や科学部などの部活動を促進するとともに、理科や数学が苦手な生徒、得意な生徒のため、定期考査1週間前から理数系学部の大学生に来てもらい学習を支援してもらう「理数サポート塾」を実施しています。 
  土曜日に教室を開放し大学生や教員が生徒の学習支援を行っていた「スタディ★ラボ」は、「進路探究部」の部活動とコラボさせ、生徒の探究学習を支援し課題解決の助言を行う形態に発展させ、年間20回程度実施しています。
  毎日始業前の全員参加の「朝学習」などさまざまな学力向上の取り組みの中で、国数英の3教科で実施している少人数・習熟度別授業や、第2、3学年で設置している難関大学進学希望に対応する特進クラスの在り方について、さらに研究を重ね、生徒一人一人が着実に一段高い進路志望を実現する体制を整えます。3年間の取り組みの結果、この3月に卒業した生徒は国公立大学に12名進学、GMARCH以上に54名進学と、着実に進路実績を伸ばしています。
  一方、豊島高校の弱点ともいうべき生徒の主体性や表現力の育成にも取り組んでいきます。7月に東京体育館で行われる体育祭をはじめ、創立40周年の年から実施している遠足「歩こう会」、近隣施設等を借り切って生徒が自主的に運営する「舞台祭」、昨年度から取り組むe-スポーツを取り入れたクラスマッチの開催など、伝統と特色ある数々の学校行事でも生徒が完全自主運営し、主体性を輝かせることができるよう、生徒会を中心に生徒の自主性を尊重した取り組みを進めます。
  豊島高校は長年、生徒の健全育成を図り、穏やかで落ち着いた校風をつくり上げてきました。武蔵野台地の閑静な住宅や大学が近隣に点在する教育環境の中、私たち教職員一同も「至誠」を旨として、この校風を「不易と流行」を意識しながら、さらによりよいものにしていく教育活動に邁進します。今年からは新校舎での学校生活が始まり、生徒全員が新制服に身を包んでいます。大きく変わっていく豊島高校のこれからにますますご期待ください。
 
〒171-0044 東京都豊島区千早4-9-21
電話 : 03-3958-0121 ファクシミリ : 03-3959-8590
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